〔第 1 篇〕Isoniazid と Pyazinamide 又は Sulfisoxazole 併用が結核菌の Isoniazid 耐性に及ぼす影響に就いて(藥剤併用の結核菌耐性発現に及ぼす影響に関する研究)

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概要

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• 結核菌H_<37>R_V株を用いてIsoniazid (INAH)にPyrazinamide (PZA)及びSulfisoxazole (SI)を夫々併用した試験管内実験を行い, 両剤のINAH耐性発現に及ぼす影響を観察した。薬剤濃度を一定にしてその効力低下を防ぐ為に恒量置換培養法を用いた。その結果, PZAはINAHとの併用時にINAH耐性発現を阻止し得ず, SIはそれを遅延せしめるのを認めた。

• 京都大学の論文

著者

• 国枝 義治

  京都大学結核研究所化学療法部:和風会医学研究所附属加茂川病院

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