過渡的音のスペクトルについて
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概要
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以上考察したように, 音が響きはじめて, 時間と共にスペクトルが尖鋭化し, 耳はピッチを認めることができる。半値幅△fという大まかな量を導入した計算によっても, 10^1のオーダーのくり返しによってピッチを認めうる可能性があることがわかる。しかしもっと精緻な議論をするには, 聴覚レスポンス関数を導入しなければならない。逆に言えば過渡音のピッチを手がかりとして, 聴覚のレスポンスを推測することができよう。
- 九州大学の論文
- 1977-03-25
著者
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