<研究報告>軟鋼軸の塑性ねじりに関する実験 : 第3報 円形・正方形及び長方形断面を有する軸
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概要
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断面積が同じで,異なる断面形状を持つ軟鋼軸の弾塑性振り実験を行い,捩りモーメント・捩れ角と軸表面に発生,成長するリューダース帯及び発達する塑性域との関係を明らかにし,軸に垂直な横断面のひずみ模様を検出することによって,弾性域内に発生・成長する塑性域の模様を示した.又無限大の捩り角を与えれば応力の不連続線が生ずることが予想されることを確めた.実在の軸材についての近似的な降伏点捩りモーメントを求め,純塑性応力状態を仮定した理論値との比較を行ない,本実験の場合には最大せん断応力一定の塑性条件のもとに計算された理論値とよく一致することを明らかにした.
- 愛知工業大学の論文
- 1975-03-30
著者
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