<研究報告>基本的なWien Bridge回路による超低周波発振器について
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概要
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CR発振器の振幅制限回路に,サーミスターの如く熱的な振幅制限素子を含んだ回路にした時,その素子の熱的な時定数及び,その素子に流れる電流によっては,動作が非対称となる.これらによって超低周波領域での発振の歪みの原因となる.そこで本研究において,振幅制限用サーミスターの動作の非対称原因を解明し,発振周波数に対する時定数の関係を義論,増幅器には面接結合増幅器を採用し,超低周波領域における位相特性を理想的とした結果,発振周波数,約O.OO5Hzで歪率は,約0.5%以下という好結果が得られた.
- 愛知工業大学の論文
- 1973-03-30
著者
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