漱石『こゝろ』研究史 (八) : 平成六年以降の研究を巡って
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概要
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平成六年以降の研究は、『こゝろ』論争の余波を受けた論が多い。遺書の公表、静の他者性、現在の「私」、などの問題を巡って考察されている論が中心となっている。文化的、風俗的、精神史的な背景を『こゝろ』の背後に詳しくさぐることで、作品の読み変えが可能であろう。
- 大阪樟蔭女子大学の論文
- 2004-01-31
平成六年以降の研究は、『こゝろ』論争の余波を受けた論が多い。遺書の公表、静の他者性、現在の「私」、などの問題を巡って考察されている論が中心となっている。文化的、風俗的、精神史的な背景を『こゝろ』の背後に詳しくさぐることで、作品の読み変えが可能であろう。