<論文>高齢社会に向けての男女共同参画学習に関する調査研究(国立女性教育会館調査研究事業)
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概要
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日本社会は,高齢期を長期にわたって体験する人が増え,その移行期にはアイデンティティの再編が必要とされるようになってきた。本研究では,「大人」から「老人」への移行期を「向老期」ととらえ,ライフスタイルを再構築するために重要な時期であると考える。性別や年齢という枠にとらわれずに,個人の選択と自己決定にもとづいて,「豊かな」高齢期を迎えるには,これまでに築き上げてきた人間関係や社会的地位を見直すための学習が必要となる。特に,ジェンダーに敏感な視点から見直すことが,これからの男女共同参画社会にとって重要であると考える。そこで,現在「向老期」に当たる団塊の世代を主な対象として,学習課題を明確化するとともに,男女共同参画社会の形成に資する学習プログラムの開発を目的に調査研究を行った。
- 2002-09-30
著者
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