<論文>山口市保育園保護者を対象とした子どもの食生活に関する意識や悩みの実態とその解決への支援
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概要
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全国的に核家族化や女性の社会進出が進み,子どもの1人食べや食の簡便化指向等子どもの食生活が問題視されている。本研究では,山口市内全保育園の保護者を対象に,託送調査法により,子どもの食生活に関する保護者の意識や悩みの実態を調査した。また,悩みの解決への支援の検討として,調査時に寄せられた悩みについてリーフレットを作成配布し,その満足度を5段階評価で調査した。有意差の検定は,χ^2検定を用いた。子どもの食生活に関する項目(13項目設定)の重視度については,父母による有意差はみられず,全項目とも重視されていた。子どもの食生活に関するニーズでは,父母とも「レストラン等での子どもの健康を考えたメニューの提供」が最も高かった。食生活上の悩みを持つ保護者の割合は,約8割を占め,悩みの内訳は,全国と同様の傾向がみられた。リーフレットの満足度は,平均3.5±0.8点であり,個人へのきめ細かい対応が課題となった。
- 山口県立大学の論文
- 2001-03-25
山口県立大学 | 論文
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