<論文>韓日経済関係の推移と現況
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概要
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本稿では, 1965年韓国と日本の国交正常化以降現在に至るまでの貿易, 資本投資, 技術移転を中心とする経済関係の推移と現況を考察し, 21世紀への経済協力の方向を模索してみようと試みている。これまで両国の経済協力が円滑に行われてきたのは一方的な要求によるものではなく, いずれも両国の経済論理が一致したときであった。それゆえ, 韓日両国は今もう一度おのおの自国の産業再編成の時期を迎え, 新しい経済協力の必要性をお互いに要求している。韓国の対日依存度深化と貿易逆調の定着という韓日経済関係が, 最近になってようやく共同技術開発と共通利益追求という対等な位置の共存形態に転換していく兆しをみせている。
- 福岡国際大学・福岡女子短期大学の論文
- 2000-02-02