<論文>医療依存度の高い子どもの在宅ケアに関する実態調査 : 両親へのインタビューによる家族を取り巻く在宅支援システム
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概要
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家族への影響が大きいといわれている医療依存度の高い子どもの在宅ケアについて,その実態を明らかにする目的で,両親8組を対象に面接調査を実施した結果,現時点では家族のニーズに応じた在宅支援システムの確立は未だ充分とはいえなかった。子どもや家族を取り巻く質の高い在宅支援システムの確立にあたって,看護者には家族の代弁者となり,中心となってネットワークづくりを進めていくことが求められている。現状では家族内のサポートが活用しやすく最もニーズに見合ったものとされていることが明らかとなった。このことから,家族の体験に共感し,努力を認め,状況に応じた柔軟な支持・支援を行うことで,家族のもつ力を最大限に引き出していくことが必要である。
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