<論文>男女共同参画社会における父親について
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概要
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1997年の北京女性会議以降, 日本国内では「男女共同参画社会」の構築が, 政府の重要課題とされ, 政府は総理府に男女共同参画室を設置している。都道府県・市町村においても従来の女性行政の枠を超えた総合的な施策が検討されてきた。個人や家族内においても男女平等から男女共同参画への流れは, 家族運営の中にも反映されるようになってきた。固定的な男女役割分業観から新役割分業観(男女ともが働き, 女性が家事分担)へ, さらに男女共同参画による家族運営が計られるような兆しが見られる。従来の父性観にとらわれない子産み, 子育てにおける父親の参画は, 次世代育成力としての男性の役割が新たに検討されてきていることを論じた。
- 金城学院大学の論文
- 1999-03-20
著者
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