長崎外国人居留地関係資料に関する一考察 : 長崎の「国際化」の背景
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概要
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鎖国時代に唯一の貿易港であった長崎は,その当時から海外文化の影響を多く受けることとなった。その後,安政の開国によって鎖国政策が終りを告げ,長崎を含め5つの港が貿易港として海外交易の窓口になった。そして本格的な外国人居留地時代を迎えるのであった。外国人居留地の出現は別の側面から見ると長崎の「国際化」でもあった。外国人の居住によって日本の政治・経済・文化面に大きな影響を与える結果となった。本論文では外国人居留地の歴史的経緯を考察し,そして外国人居留地関係研究資料を通して,長崎の「国際化」における異文化との接触・軋櫛・交渉・そして交流などに伴う諸事項を含めて考察することを目的とする。
- 長崎大学の論文
- 1997-03-25
著者
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