胸壁再建を行った悪性末梢神経鞘腫の1例
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概要
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76歳,男性。左季肋部の皮下腫瘤を自覚し,約1ヵ月後に近医受診。生検にて悪性線維性組織球腫と診断され,拡大切除目的に当科紹介受診となった。全身麻酔下に拡大切除を施行し,Marlex Mesh,広背筋弁,分層植皮にて胸壁再建を行った。術後の病理診断は悪性末梢神経鞘腫であった。現在,術後2年が経過するが明らかな再発は認めていない。再発率の高い疾患であり,今後も定期的な観察を要する。
- 2011-09-30
76歳,男性。左季肋部の皮下腫瘤を自覚し,約1ヵ月後に近医受診。生検にて悪性線維性組織球腫と診断され,拡大切除目的に当科紹介受診となった。全身麻酔下に拡大切除を施行し,Marlex Mesh,広背筋弁,分層植皮にて胸壁再建を行った。術後の病理診断は悪性末梢神経鞘腫であった。現在,術後2年が経過するが明らかな再発は認めていない。再発率の高い疾患であり,今後も定期的な観察を要する。