鹿児島県における豚病清浄化の取組
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概要
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鹿児島県の農業産出額については、昭和45年では1,125億円で全国19位だったが、平成17年では4,168億円で北海道に次いで全国2位となった。この躍進の背景には畜産の振興に起因するところが大きく、平成17年では57%に相当する2,386億円が畜産による産出額である。本県においては、幸いにしてこれらの悪性伝染病の侵入はないものの、近年、特に養豚経営では慢性の複合感染症等の発生により甚大な被害が顕在化している。本県の養豚界においては、この現状を打開し、個々の農家の生産性向上はもちろんのこと、地域経済の浮揚を図ることが最重要課題であることから、家畜保健衛生所を中心に豚病清浄化に取り組むこととした。
- 2008-02-01
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