すれ違い咬合をインプラントで対処した1症例
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概要
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症例の概要: 抜歯および観血的処置はしたくないという患者の治療に対する要望があったため, 当初は上下部分床義歯で対応していたが限界を感じ, 患者に対しインフォームドコンセントを行いインプラントで対処することとなった.<BR>考察: インプラントと義歯を併用する場合, 粘膜, 天然歯, インプラントの被圧変位量の相違などにより問題を起こす可能性があることから長期的にメインテナンスを行う必要があると考えられる.<BR>結論: 本症例では, インプラントを適用することにより, しっかりとした咬合支持が獲得でき, 良好な予後が期待できるものと考える.
- 社団法人 日本補綴歯科学会の論文
- 2007-07-10