着色非球面眼内レンズ挿入眼のコントラスト感度

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概要

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雑誌掲載版目的:着色非球面眼内レンズ(IOL)の薄暮視条件でのコントラスト感度を検討した。方法:屈折異常、白内障以外に眼疾患を有さない105例105眼を対象に、着色非球面IOL(FY-60AD,HOYA)38例38眼、着色球面IOL(YA-60BBR,HOYA)34例34眼、無着色球面IOL(VA-60BBR,HOYA)33例33眼の3群に無作為に分けて超音波水晶体乳化吸引術、IOL挿入術を施行した。術後3ヵ月で薄暮視条件でのコントラスト感度とグレア付加コントラスト感度を比較検討した。結果:FY-60AD群がYA-60BBR群、VA-60BBR群と比べてコントラスト感度、グレア付加コントラスト感度ともに各周波数で有意に高値であった。YA-60BBR群、VA-60BBR群の間では有意差を認めなかった。結論:薄暮視条件でのコントラスト感度は非球面IOLが球面IOLより良好で、着色IOLと無着色IOLの間では差がなかった。
2009-03-01

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