ツパイを用いた実験近視眼の眼球構築変化
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概要
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幼若ツバイ13匹の片眼に形態覚遮断を行い,その屈折度と眼球屈折要素の長さの変化を観察した.それぞれの個体で遮断前,及び遮断後15日目,30日目,45日目,60日目,90日目,そして120日目に,屈折度及び屈折要素の長さの測定を行った.遮蔽眼と対照眼とを比べると,屈折度は遮断後15日で有意に近視化し,硝子体腔長は遮断後15日,眼軸は遮断後30日目に有意に延長した.更にこれらは,遮断後30から60日(生後85日から115日)の期間を境として,その変化の傾向が変わった.したがって,ツバイ実験近視眼では,形態的成熟期を境として,その変化の傾向が変わることが示唆された
- 1996-02-01
著者
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吉田 晃敏
旭川医科大学
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石子 智士
旭川医科大学眼科学講座
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北谷 智彦
旭川医科大学医学部眼科学講座
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斉藤 敬司
CSKリサーチパーク
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石子 智士
旭川医科大学医学部眼科学講座
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森 文彦
旭川医科大学 小児科
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斎藤 敬司
CSKリサーチパーク
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安孫子 徹
旭川医科大学眼科教室
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森 文彦
旭川医科大学医学部眼科学教室
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安孫子 徹
旭川医科大学眼科学教室
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