ミトコンドリアDNA分析による信越地方産イワナの遺伝的集団構造
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
信越地方の大川,三面川,信濃川,関川の日本海に流入する 4 水系 8 つの在来イワナ集団を対象にミトコンドリア DNA シトクロム b 領域 557 bp の塩基配列分析を行い,遺伝的特徴を把握した。107 個体を分析した結果,9 種類のハプロタイプが観察された。三面川水系では,これまで報告がなかった 2 つのハプロタイプが検出され,これらは琵琶湖周辺域で認められるハプロタイプと遺伝的に極めて近縁であった。また,信濃川水系では,同一水系内であってもハプロタイプ組成が大きく異なる集団が存在することが明らかになった。
- 2011-11-15
著者
関連論文
- 野生イワナの毛鉤釣りによるCatch-and-Release後のCPUEと生息尾数の変化
- ミトコンドリアDNA分析による信越地方産イワナの遺伝的集団構造
- ポンプを用いたコクチバスの産卵床駆除技術の開発