超細径ポータブルファイバースコープを用いた経胃瘻カテーテル胃内視鏡検査の有用性(第一報)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
目的:胃瘻カテーテル交換時の腹腔内誤挿入を否定するには,内視鏡検査以外に実な方法はない.今回,経胃瘻カテーテルから挿入可能な超細径ポータブルファイバースコープの観察能を検討した.対象と方法:在宅療養中の胃瘻患者10症例を対象に,超細径ポータブルファイバースコープ(ポータブルマルチスコープFP-7RBS2;PENTAX社製)とエアー注入器(富士システムズ社製)を用いて,どの程度の胃内観察が可能かを確認した.結果:全例で胃内挿入可能で,内部バンパーの全体像が容易に確認できた.結論:本法は,ベッドサイドでの胃瘻カテーテル交換において完全に胃内留置が確認できる方法であると考えられた.
- 2011-06-20
著者
関連論文
- 経鼻内視鏡による上部消化管スクリーニングの現状と問題点 : 14施設のアンケート調査結果から
- CO_2検知器具を用いた胃瘻カテーテル留置確認法について : 炭酸ガス発生確認法
- 超細径ポータブルファイバースコープを用いた経胃瘻カテーテル胃内視鏡検査の有用性(第一報)