頸動脈エコーの実際
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概要
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Point1)頸動脈エコーは非侵襲検査で,血管壁の構造と血流状態が同時にリアルタイムに観察できる.2)頸動脈エコーは早期の動脈硬化性病変の評価にも有効である.3)頸動脈壁のエコー像は,前壁側,後壁側ともに高エコー層・低エコー層・高エコー層の三層構造として観察される.4)健常者でのmax-IMTは加齢に伴い増厚し,その値は10年で0.08〜0.10mmといわれている.5)頸動脈エコーでは,プラークの破綻(plaque rupture)により,脳塞栓症を合併する不安定型プラークの検出が重要である.
- 日本血栓止血学会の論文
- 2008-02-01
著者
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