特定外来生物チャネルキャットフィッシュに捕食される魚類
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概要
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漁獲物中のキャットフィッシュでみられるワカサギ等の飽食現象を解釈することと,本種に捕食される魚類の特徴を明確にするために飼育実験を行った。実験には体長 24.5〜31.0 cm のキャットフィッシュを 3 個体用いた。被食魚には底生生物としてテナガエビとヌマチチブ,遊泳魚としてタイリクバラタナゴを供した。実験の結果,捕食されやすいのはテナガエビやヌマチチブのような底生生物であると考えられた。ワカサギ等の飽食現象は,漁網に入網したそれらをキャットフィッシュが漁網内で飽食したための可能性が高いと考えられた。
- 2010-01-15
著者
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