農産物中ベンジルアミノプリン分析法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
植物成長調整剤であるベンジルアミノプリンの分析法について検討し良好な結果を得た.試料よりアセトンで抽出し,アセトン留去後酢酸エチルへ転溶を行い,さらに酢酸エチル留去後アセトン-n-ヘキサン(1 : 1)に溶解し,SAX/PSAカラムで精製を行った.アセトンを留去した溶液から酢酸エチルへの転溶時には,pH 9.0の緩衝液を添加した.SAX/PSAカラム精製における洗浄はアセトン-n-ヘキサン(1 : 1)で行い,溶出は同溶液に水を1%含有させたものを用いた.測定にLC/MSを用いたところ,マトリックスの影響も少なく,添加回収試験の結果も良好であった.
- 2008-06-25
著者
関連論文
- 炭酸水素ナトリウム水溶液抽出による食品中の保存料,甘味料の分析
- 農産物中ベンジルアミノプリン分析法
- 2E1115 岐阜県の森林における快適性について
- 農産物中の残留農薬分析における酵素免疫学的測定法(ELISA)の有用性について
- 農産物中の残留農薬調査(2004〜2005)
- 資料 健康食品中のフェンフルラミン等12物質の固相抽出法による分析について
- ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリーによる牛肉中の放射性セシウム分析