DDSによるMR分子イメージングへ
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概要
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MRIは,非侵襲的に高い軟部組織コントラストと空間分解能をもたらす画像法で,臨床において幅広く普及したほか,感度と周波数分解能の高い高磁場MRIは,分子特異的事象を反映する“分子イメージング”への適用が期待され,薬剤開発の効率化,再生・移植医療の可視化,腫瘍や神経科学研究への展開が臨まれている.そのなかで,DDSは,MRIが“分子イメージング”に発展する中核となる技術と考えられ,本稿ではDDS技術を用いたMRI関連技術の動向を概説し,将来を展望したい.
- 2008-01-10
著者
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青木 伊知男
放射線医学総合研究所・分子イメージング研究センター
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BAKALOVA Rumiana
放射線医学総合研究所・分子イメージング研究センター
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青木 伊知男
放医研・分子イメージング研究センター
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Bakalova Rumiana
放射線医学総合研究所分子イメージング研究センター
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