モノエタノールアミン気相脱水によるエチレンイミン生成反応の解析と反応プロセスの構築
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概要
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酸・塩基触媒を用いたモノエタノールアミンの気相脱水によるエチレンイミン生成反応における奇妙な反応挙動をLangmuir-Hinshelwood機構の速度モデルを用いて解明した.主反応が平衡による制約を受けるのに対して副反応は平衡の制約を受けないことが原因であることを明らかにし,主反応の平衡転化率を超える転化率の場合は理論的に選択率に限界があることを示した.反応モデルを用いて反応プロセスの設計を行い,キャリアーガスを用いない減圧反応プロセスを提案し,ベンチ装置で実証後,実プラントで採用した.
- 社団法人 化学工学会の論文
- 2008-03-20
著者
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