一般廃棄物処理施設の長期包括的運営の展望
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概要
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一般廃棄物処理施設の運営については, 従来から全国の市町村 (市町村の組合を含む。以下同じ。) の多くで自らが行うことなくその一部または全部を民間へ業務を委託している。その傾向はPFI推進法などの導入の影響を受けて, ここにきて大きな変化をみせている。<BR>廃棄物処理施設の建設についてはPFI推進法の施行によって, 従来の公設方式から民間活力を利用した民設方式が導入されるようになった。<BR>施設を公設方式で建設してもその運営については, 従来型の運転管理部門に限った単年度契約の民間委託から民間の創意工夫および効率性に期待して, 業務委託範囲を人件費のみならず用役費および補修工事を含む維持管理費まで広げた長期包括的運営契約を導入する市町村が出てきている。<BR>ここで, 廃棄物処理施設において長期包括的運営が導入されてきた背景とその運営形態を展望する。
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会の論文
- 2008-03-31
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