化学工場の生産支援システムにおける導入効果評価法
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概要
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化学工場において,生産活動を支援するための情報システム(生産支援システム)は生産性向上(コストダウン)や増産による売上げ増に寄与するものと考えられてきたが,これまでシステムの導入に関する投資利益率によって導入の可否を判断してきたため,必要な費用に見合うだけの利益を生み出すことができないとみなされると,生産支援システムの新たな導入が次第に行われなくなったり,新しい機能の開発が停滞したりすることもある.しかしプロセスシステム工学の技術に基づく生産支援システムは,今後も工場の生産性向上への大きな貢献が期待でき,さらに技術開発の継続性を途切れさせないためにも,本論文において,これまでの導入効果評価法に代わる省力化効果に着目した新たな評価法を提案する.評価の具体的な手順を示すために化学プラントの例についても述べる.
- 社団法人 化学工学会の論文
- 2008-01-20
社団法人 化学工学会 | 論文
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