連続型凍結濃縮装置における遠心分離機のスクリーン
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
溶液の凍結濃縮の装置においては,断続的運転が可能で,操作が単純な装置のニ−ズが非常に多い.このことへの対応を目的としてドラム型連続原氷生成機および濾過型連続遠心分離機からなる連続凍結濃縮の装置を試作した.本報告では,上記遠心分離機の固液分離の多孔スクリーンを変えることによる分離能力への影響についての検討を行った.原液に海水(4.6–4.9 wt%)を用いた試験の結果,濃縮液濃度14 wt%以下においてBスクリーン(開孔率4.0%)はAスクリーン(開孔率2.3%)よりも分離能力の高いスクリーンであると考えられた.さらに,BスクリーンとCスクリーン(開孔率18.3%)の間でBよりもさらに分離能力の高いスクリーンの存在が予想された.
- 2007-11-20
著者
関連論文
- 氷ろ過装置の開発
- 高濃度原液対応の凍結濃縮装置
- 310 季節間冷温貯蔵における潜熱蓄冷管の吸熱特性(熱工学(1))
- 寒冷外気による氷片生成装置の開発
- 寒冷外気利用による凍結濃縮・希薄化に関する研究(第1報)搾乳廃水の希薄化
- 連続型凍結濃縮装置の原液処理量および分離効率
- 連続型凍結濃縮装置の開発
- 309 冷熱コレクターの性能解析に関する基礎的研究(熱工学(1))
- 連続型凍結濃縮装置における遠心分離機のスクリーン
- 連続型凍結濃縮装置における遠心分離機氷片滞留時間の短縮
- 寒冷外気利用の氷生成装置に関する研究
- 氷ろ過装置の開発
- GS1-2 天然物からの油分離のための氷を用いた装置(一般セッション)
- 寒冷外気利用による凍結濃縮・希薄化に関する研究(第1報) : 搾乳廃水の希薄化
- 放射線により誘発されるがん細胞の再増殖 : 移植可能なマウス肉腫細胞を用いた実験から類推されるメカニズム