MRI拡散強調画像により診断し得た Haemophilus influenzae type b (Hib) による化膿性髄膜炎に合併した脳室炎の一小児例
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概要
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Haemophilus influenzae type b(Hib)による化膿性髄膜炎に脳室炎を合併した1歳7ヵ月女児例を経験した。基礎疾患のない3ヵ月以降の小児での脳室炎の報告はない。本症例では髄液培養における菌の消失に6日間を要し、発熱も遷延した。診断はMRI拡散強調画像(DWI)により確定できた。化膿性髄膜炎の難治例において、MRI DWIを考慮することが微細な脳室炎の診断に有用である。
- 2007-10-01
著者
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古谷野 伸
旭川医大小児科
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松本 直也
横浜国立大学 大学院 工学府/工学研究院
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古谷野 伸
旭川医科大学小児科学教室
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立花 幸晃
Ja北海道厚生連網走厚生病院小児科
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松本 直也
JA北海道厚生連網走厚生病院小児科
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松本 直也
(株)日立情報システムズ
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古谷野 伸
旭川医科大学小児科
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