腹痛を主訴とするC1インヒビター欠損症の2例
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概要
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症例1は26歳男性.症例2は29歳女性(いずれも年齢は当院初診時).両症例とも長期間,発作性の激しい腹痛に悩まされ,腹痛のため入院することもあったが原因は不明であった.当院でも診断に難渋したが,血管性消化管浮腫を疑い,補体C4およびC1インヒビター活性を測定したところ,両者に低下を認め,C1インヒビター欠損症と診断した.
- 財団法人 日本消化器病学会の論文
- 2007-06-05
症例1は26歳男性.症例2は29歳女性(いずれも年齢は当院初診時).両症例とも長期間,発作性の激しい腹痛に悩まされ,腹痛のため入院することもあったが原因は不明であった.当院でも診断に難渋したが,血管性消化管浮腫を疑い,補体C4およびC1インヒビター活性を測定したところ,両者に低下を認め,C1インヒビター欠損症と診断した.