フィリピンのエビ養殖における細菌病
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概要
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フィリピンのウシエビ (Penaeus monodon) 養殖における細菌病について概説した。 孵化場においては数種のビブリオ属細菌が病気に関与しているが, 発行性の Vibrio harveyi が最も重要である。 使用海水の消毒, 卵の衛生的管理, 飼育施設における生態系の維持, あるいは科学療法により V.harveyi 感染症対策がなされている。 養成課程においては消化管における細菌感染が問題となり始め, 飼育成績と池水中のビブリオ属細菌(特に発行性ビブリオ)の量との関係が調べられ, それらに基づいた総合的な対策が検討されている。
- 1998-10-20
著者
-
De La
Fish Health Section Seafdec Aquaculture Department
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LAVILLA-PITOGO C.
Fish Health Section, SEAFDEC Aquaculture Department
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Lavilla-pitogo C.
Fish Health Section Seafdec Aquaculture Department
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Pena L.
Fish Health Section, SEAFDEC Aquaculture Department
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