地中海の養殖海産魚における魚病問題
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
地中海においては依然としてイガイやカキといった貝類の養殖生産量が大半を占めているが, 最近スズキやタイ類などの海産魚の養殖が盛んになり始め, それに伴い各種魚病による被害が問題になっている。 ビブリオ病およびパスツレラ症に代表される細菌病, ノダウイルス症, リンホシスチス病およびウイルス性赤血球症といったウイルス病, アミルウージニウム症, イクチオボド症, アイメリア症などの原虫症, ディプレクタナム症などの単生虫症, カリグス症やエルガシルス症などの寄生虫症, イクチオホヌス症といった真菌症が問題となっている。
- 1998-10-20