ニジマスの Escherichia vulneris 感染症の臨床的, 血液学的および病理組織学的検討
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概要
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トルコの高地で飼育されていたニジマス, フナおよびグッピー類の魚類から Escherichia vulneris と同定される細菌が分離された。分離菌をニジマスに筋肉内注射したところ, 皮膚, 鰓および肝臓等の臓器に病変を呈して死亡した。感染魚の血液性状を調べたところ, リンパ球, 顆粒球および総白血球数の有意な増加が認められたが, ヘモグロビン量およびヘマトクリット値は健康魚の値と有意な差がなかった。菌接種後オキシテトラサイクリンを筋肉内注射した魚群には死亡魚は認められなかった。
- 日本魚病学会の論文
- 1997-03-15
著者
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Aydin S
Canakkale Onsekiz Mart Univ. Canakkale Tur
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AYDIN Seyit
Atatrk University, Department of Fishery Sciences
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CELEBI Selahattin
Atatrk University, Faculty of Medicine
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AKYURT Ihsan
Atatrk University, Department of Fishery Sciences
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Akyurt Ihsan
Atatrk University Department Of Fishery Sciences
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Celebi Selahattin
Atatrk University Faculty Of Medicine