治療の実際 : 5. 糖尿病を有する高血圧
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概要
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高血圧を合併する糖尿病患者の降圧治療として,糖尿病性腎症の発症予防あるいは進展阻止の面からACE阻害薬あるいはARBが第一選択薬となる.しかし,降圧目標(130〜80 mmHg)に到達できない場合は,Ca拮抗薬の併用が臓器保護の面でも有効かつ好ましい選択である.高齢者では少量の利尿剤も有効の場合があり,ARBと利尿剤の合剤が注目される.
- 2007-01-10
高血圧を合併する糖尿病患者の降圧治療として,糖尿病性腎症の発症予防あるいは進展阻止の面からACE阻害薬あるいはARBが第一選択薬となる.しかし,降圧目標(130〜80 mmHg)に到達できない場合は,Ca拮抗薬の併用が臓器保護の面でも有効かつ好ましい選択である.高齢者では少量の利尿剤も有効の場合があり,ARBと利尿剤の合剤が注目される.