肝外胆管原発カルチノイド腫瘍の1例
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概要
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症例は76歳男性.主訴は背部不快感で,黄疸を認めた.CTおよびMRI検査で総胆管に腫瘤が認められた.PTC drainageから採取した胆汁細胞診はclass V.中部胆管癌と診断し,膵頭十二指腸切除術を施行した.総胆管に14×10mm大の腫瘤が認められ,Grimelius染色で好銀顆粒が証明され,免疫組織染色でchromogranin Aとsynaptophysinが陽性となり,肝外胆管原発のカルチノイド腫瘍と診断された.術後8カ月に2個の肝転移が認められた.
- 財団法人 日本消化器病学会の論文
- 2006-10-05
著者
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