産婦人科における経験から
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
産婦人科の観点から,直腸肛門に及ぶ,もしくは直腸肛門に原発する性感染症について,***カンジダ症,赤痢アメーバ症におけるアメーバ性大腸炎,梅毒における初期硬結,硬性下疳,扁平コンジローマ,***ヘルペス,尖圭コンジローマ,ボーエン様丘疹症の概要,診断,治療を述べた.これら性感染症の治療に臨むにあたり,他の性感染症も合併している可能性を十分に念頭に置くべきである.とくにHIV感染の併発は元の性感染症を治療抵抗性にすることがあり,HIV抗体の検索は初期の段階から必ず行い,常に複数の性感染症を意識しながら治療にあたることが肝要である.
- 日本大腸肛門病学会の論文
- 2006-10-01
著者
関連論文
- 当科[京都市立病院産婦人科]において両児間に体重差がみられた二絨毛膜性双胎5例の検討 (第117回近畿産科婦人科学会周産期研究部会記録 双胎,多胎をめぐる諸問題)
- 卵巣悪性腫瘍再発に対して放射線治療を施行した5例の検討
- 子宮内膜症治療後妊娠における周産期異常―腹腔内出血の1例
- 産婦人科における経験から
- 子宮頸癌の化学療法中に著明な低カリウム血症、低カルシウム血症、低マグネシウム血症をきたした1例
- 当院で経験した子宮体部癌肉腫8例の検討
- 当科において両児間に体重差がみられた二絨毛膜性双胎5例の検討
- 卵巣癌ハイリスク女性に対してRRSO risk-reducing salpingo-oophorectomy(子宮全摘を含む)を施行した1例