インターロイキン10(IL-10)高値を呈したMPO-ANCA関連血管炎を合併した Henoch-Schonlein 紫斑病の1例
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概要
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19歳,女性.両下腿紫斑および蛋白尿をきたし,血清IL-10高値を呈したので精査したところ, MPO-ANCA関連血管炎を合併したHenoch-Schönlein purpura (HSP)およびMPO-ANCA関連血管炎性腎炎と判明した. IL-10が血管内皮細胞から産生されたことが強く示唆され,血清IL-10測定がMPO-ANCA関連血管炎の診断に有用である可能性が示唆された.
- 社団法人 日本内科学会の論文
- 2005-08-10