家庭内ネットワークにおけるQos設定とTCPの伝送特性の分析(インターネット及び一般)
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概要
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家庭内ネットワークにおいて, 高品位な映像や音声を高品質に伝送するために, 帯域確保可能な通信媒体の開発が行われている. 本稿では, これらの通信媒体を用いて, TCP/IPで構築された家庭内ネットワークを想定し, 帯域確保技術の1つであるTDMAで制御された通信媒体を1つまたは2つ跨いだ構成で, TCPによるハイビジョン映像の伝送実験と結果について考察を行った. その結果, 1つの系で構成される場合では, TDMAの周期が長いとTCPのLong Fat Pipe問題により, 割り当てられた伝送帯域を有効に使えない場合を確認した. また, 2つの系を跨ぐ場合においては, TDMAの各周期の開始時間の差が伝送レートに影響を及ぼし, End To Endの伝送レートが最悪の場合1/2になることがわかった.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 2005-10-28
著者
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