極北シベリアにおける永久凍土下のGPRとEMとを用いたマンモス探査 : ファインディング マンモスプロジェクト(地下電磁計測ワークショップ)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
マンモスは1万年前に滅亡したという通説があり、絶滅の原因も自然環境の急変のためか、人類による乱獲の為かわかっていない。2004年8月にNTVの-ファインディング マンモス プロジェクト-調査隊にボランティアとして参加し、極北シベリアの永久凍土下のGPR(地下レーダ)およびMF-EM(多周波数-電磁探査法)を用いた冷凍マンモス探査を行った。探査は、まず、広大な領域をヘリコプターにより上空から地形観察を行い、有望地形を特定してから地表踏査を行い、地表から牙や骨片などの現れた周辺に限定して行われた。今回使用したGPRのアンテナ周波数は250MHzで、調査地点の地中媒質の電磁波速度は、0.095〜0.1m/nsで、透過深度は2.5〜3m程度であった。また、MF-EM(周波数: 0.33〜47KHz 5周波数)測定結果から得られた大地見かけ比抵抗は、40〜60Ω-mであった。
- 2005-10-18
著者
関連論文
- 極北シベリアにおける永久凍土下のGPRとEMとを用いたマンモス探査 : ファインディング マンモスプロジェクト(地下電磁計測ワークショップ)
- ハンドヘルドGPR(ALIS)を用いたアフガニスタンにおける地雷検知検証実験
- 多チャンネル表面波探査(MASW)に際しての最適測定パラメータの選択
- 最適化手法を用いた初動走時データの2次元トモグラフィー解析
- 可変周波数型P-Sソニック検層とその力学定数・水理定数への適用