階層的素性名を用いた異体字記述の試み
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概要
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CHISE (CHaracter Information Service Environment)で本格的な字義データベースを構築するための準備として、『大漢和辞典』(修訂第二版、第9〜11巻)における異体字記述を我々が提案する『Chaonモデル』および『階層的素性名方式』に基づき機械可読形式でデータ化することを試みた。この試みはいわゆる『代表字形』に相対する『別字形』という1対1もしくは1対nの関係ではなく、文字間関係の種類と方向性を重視するという点において画期的であるといえる。本報告はそのデータ化の中で浮かび上がって来た諸問題とその解法について述べる。
- 2005-07-29
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