遺伝子ネットワーク推定のための発現データ特性解析(コンカレントシステム, 離散事象システム, ハイブリッドシステム, 及び一般)
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概要
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遺伝子ネットワークの推定・同定に有効なマイクロアレイデータは, 実験環境・測定法などによる変動が大きく, 再現性が低いことから, 繰り返し実験を行うことが求められる.しかし, 実際に十分な回数の繰り返し実験を行うことは稀である.そこで, 擬似的な繰り返し実験を構成することや, パターンの異なる実験を共通の評価軸にのせることを目指した, 複数実験の結果の統合が考えられる.それには観測値の持つ統計的特性の解析が不可欠となる.実験結果の統合に対しては, 異なるアレイ間での正規化が必要となる.本稿では, 従来のマイクロアレイデータに対するバイアス発生要因とその補正法を整理し, 異なるマイクロアレイ実験結果の統合の指針を提案する.
- 2005-06-24
著者
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