フォント「S明朝体ファミリー」
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概要
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日本文字は基本的に毛筆のかたちからなっているが、デジタルフォントになってからその柔らかさが無くなった。これはデジタルデータによるもので、ディティールが尖った部分や直線的な部分が、かつての写植文字に比較して違和感を感じさせる。DTP等の進歩に比べ、日本語フォントは文字の数(7000字以上)が多く、開発に時間がかかるため遅れている。グラフィックデザイナーの1人として広告(印刷物、TV等)、編集関係に幅広くオーソドックスに使えるオリジナル設計のフォント開発を企画。旧「S明朝体Medium」に引き続きファミリーを商品化。開発・設計に10年をかけた。
- 2005-03-30