レーザープラズマイオン源 : 超小型イオン加速器を目指して(話題)
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概要
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数μm程度の厚さの薄膜ターゲットに超高強度レーザーパルスを照射すると,角度広がりが数十度,核子当たり数〜数十MeVのエネルギーのイオンが発生することが知られている.卓上型のテラワットレーザー(T3レーザー:Table Top TW Laser)が普及したことで,その研究が世界的に盛んになってきた.イオン加速器の小型化への応用が有望視されるようになり,2003年のビーム物理研究会で「レーザーイオン源ミニワークショップ」というセッションが設けられるに至った.本稿では,レーザープラズマイオン源の物理と小型イオン加速器への応用の解説およびワークショップの報告を行う.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 2004-06-05