組み込みUIソフトウエアの状態遷移における横断的要素の織り込み(分析・設計技法)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では, 状態遷移図の記述における横断的要素の分離とその織り込み方法について提案する.近年, 組み込み機器ソフトウエアの開発において, ユーザインタフェース・GUI開発の占める比率が大きくなり, その生産性向上が重要な課題となっている.この課題を解決するため, 筆者らはこれまで画面の切替えを状態遷移としてとらえるユーザインタフェース設計ツールを開発してきた.しかしながら, 状態遷移図中に横断的に含まれる共通要素を括り出して設計しようとすると, かえって状態遷移図の可読性と保守性が損なわれる場合があった.今回提案する方法では, 状態遷移図の記述方法にアスペクト指向の概念を導入し, 横断的要素を分離して記述することを可能とすることにより, この問題を解決する.
- 2005-06-15
著者
関連論文
- 組み込みUIソフトウエアの状態遷移における横断的要素の織り込み(分析・設計技法)
- 階層的部品定義に基づく組込用UI設計ツール(組込みソフトウェア工学シンポジウム)
- D-13-3 画面を状態とする状態遷移図に対する共通要素の織り込み(D-13. 知能ソフトウェア工学, 情報・システム2)
- 大規模管網シミュレータの水道情報管理システムへの応用