1GHzを超える携帯電話帯域での放射電磁界イミュニティ試験手法提案 : 既存小型6面暗室で携帯電話帯域イミュニティ試験を可能にする手法の紹介
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概要
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最近の急速な携帯電話の普及に伴い、対携帯電話イミュニティ試験は重要な課題と成りつつある。しかし、吸収体の周波数特性等の関係で、全ての既存設備で1GHz以上のイミュニティ試験が可能とは言えない。特に、我国では小型6面電波暗室が多用され、その数は、250〜300基に及ぶと推定される。これらの設備は、現在のIEC 1000-4-3に基づいて設計されたものであり、その上限周波数は一般に1GHzである。当報告は、規格の枠内で、この問題を解決すべく、狭指向性アンテナによる、近距離からの部分照射の概念と6面電波暗室の最低限の改造で1GHzを超えるイミュニティ試験を可能にする手法の提案である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-04-24
著者
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中嶋 豊
キャノン株式会社カメラ品質保証センター電子映像品質推進部
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大石 亮
キヤノン
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大石 亮
キャノン株式会社カメラ品質保証センター電子映像品質推進部
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渡辺 俊英
キャノン株式会社カメラ品質保証センター電子映像品質推進部
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岡崎 雅泰
キャノン株式会社カメラ品質保証センター電子映像品質推進部
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高橋 良次
キャノン株式会社カメラ品質保証センター電子映像品質推進部
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吉長 寿
キャノン株式会社カメラ品質保証センター電子映像品質推進部