鉄道信号保安装置のおかれている電磁環境とIMMUNITY規格の最適化
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概要
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鉄道信号保安装置は人命にかかわる重要な装置であり、いかなる場合も安全に動作しなければならない。この信号保安装置は、保守用無線機によって過去経験のない電磁環境にさらされ、影響を受けている。この現象は、当初ヨーロッパで報告されていたが、我が国においても近年報告されるようになった。そのため、各種調査を行いその特性を把握した。調査によると安全側動作しかしないが、列車連行には若干の影響を受けることが判明した。そのため、鉄道信号保安装置を動作させる適切な環境を決定し、また影響を受ける側としての電磁環境耐性規格を決定した。
- 1996-05-23
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