CMAに基づいたパスダイバーシチ
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概要
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陸上移動通信でフェージングの対策としてアダプティブアレーが研究されている。また受信パワーを最大に利用するためにアダプティブアレーを用いたパスダイバーシチが提案されている。本稿ではトレーニン グ信号を用いず直接波を取る CMA(Constant Modulus Algorithm) に基づいたパスダイバーシチを提案し、その特性を検討する。提案する手法は CMA と LMS の二つのアルゴリズムを用いる。CMA は最大パワーの直接波を捕り、LMSアルゴリズムは遅延波を捕る。そして、LMSアルゴリズムの希望信号が CMA 適応フィルタの出力に基づいて生成される。基準信号に推定誤りがある場合収束特性の劣化をもたらす。計算機シミュレーションにより希望信号誤りがシステム収束特性に及ぼす影響は小さくパスダイバーシチ効果で収束特性の改善が得られることを確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-02-27
著者
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