情報財マーケティングに関する研究
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概要
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生活者がモノとコトで情報創造する'90年代のソフトウェーブ社会(情報化社会)において新しいマーケティングの在り方を考察し, 情報財によるマーケティング展開として次のようなことが判明した。情報財マーケティングとは, 情報発信者(企業又は生活者)と情報受信者(生活者又は企業)の意味(情報)の共有化をいい, 企業と生活者が相互に商品のコンセプトや価値を共有し, そのコンセプトや価値に共振, 共鳴しながら感性エリアを増幅していく一連の生活情報の共鳴活動である。この新しい生活文化に根ざした共振, 共鳴による情報活動を情報財マーケティングとした。
- 情報文化学会の論文
- 1994-07-03