擬似応答を用いたロバストな回帰モデルの推定と外れ値の検出
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概要
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本稿では, 回帰モデルのロバストな推定を, 擬似応答の生成によって簡便に実現する方法を提案する.提案法は, パラメトリック回帰およびノンパラメトリック回帰のいずれでも適用することができる.シミュレーション研究の結果から, 提案法による回帰モデルの推定性能が外れ値のないときは通常の外れ値を考慮しない回帰と劣らず, 外れ値のあるときも従来のロバスト回帰の方法と遜色ない性能を示していた.そして, 提案法で推定された回帰モデルに基づいて外れ値が適切に検出されることが確認された.
- 日本計算機統計学会の論文
- 2005-03-10
著者
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