損傷後の中枢神経軸索再生の分子機構 : 金魚視神経をモデルとして(2004年 第41回 日本リハビリテーション医学会学術集会 東京)(<シンポジウム>外傷性脳損傷のリハビリテーション)
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概要
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光情報は網膜視細胞で受容され, いくつかの介在性ニューロンで情報処理を受け, 最終出力を網膜神経節細胞(RGCs)の軸索である視神経線維から脳に送られる. 網膜は発生学的にみると脳の前方部が突出してできたものであり, いわば脳の出先器官である. この中枢神経である視神経が損傷を負った場合, ラットでは損傷後1週間くらいから急速なRGCsの変性脱落が起こる. 一方, 金魚は損傷後においてもRGCsの変性は起こらず, 1週間後くらいから軸索の再伸長が始まる. 1950年代, Sperryらのグループが
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 2004-11-18
著者
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加藤 聖
金沢大学 院自然科学電子情報工学専攻
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郡山 恵樹
金沢大学 院医保健学専攻
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加藤 聖
金沢大学大学院医学研究科分子神経情報学
-
加藤 聖
金沢大学 保健学科検査技術科学
-
田中 聖之
金沢大学大学院医学系研究科脳情報分子学
-
郡山 恵樹
金沢大学大学院医学系研究科脳情報分子学
-
渡辺 雄太
金沢大学大学院医学系研究科脳情報分子学
-
塚原 みゆき
金沢大学大学院医学系研究科脳情報分子学
-
松川 通
金沢大学大学院医学系研究科脳情報分子学
-
田中 聖之
金沢大学 院医保健学専攻
-
渡辺 雄太
金沢大学 院自然科学電子情報工学専攻
-
田中 聖之
金沢大学大学院医学系研究科脳医科学専攻脳情報分子学
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