復元炉高と出土遺物の組成から推定される箱型・竪型炉の性格(復元たたら)(Part-1. 鉄の歴史 : その技術と文化)(<特集>鉄の技術と文化および循環型社会)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Archaeologists have classified the ancient and medieval shaft furnace into three types, "rectangular box", "self-standing" and "partly-undergrounded" Although the shaft wall lost its original shape, they have tried to pick up the brick pieces and reconstruct the wall The heights of the restored shaft are reported to be ranging from about 50 to 7O cm The author supposes that such a low shaft furnace could not have been able to smelt iron sand in liquid state Under the optical microscope, graphite carbon, ledeburite and primary-crystallized cementite were observed in the inner part of metal-rich relics and identified to be the remaining structure of pig iron before decarbonization Fair amounts of Cu, Ni and/or Co were contained in the excavated pig iron sample These elements are estimated to originate in the raw magnetite ore Analytical results of the samples taken from the three types furnace ruins have not shown any distinguishable relationship among the main slag components It was considered that most of the ancient and medieval furnaces were operated for steelmaking of pig iron
- 社団法人日本鉄鋼協会の論文
- 2005-01-01
著者
関連論文
- 南郷角田遺跡出土小鉄片の組成と用途の再検討 付:南郷角田遺跡の「小鉄片」について(坂 靖)
- 近世以前の鉄鋼原料に使用の砂鉄の組成
- 焼結鉱中針状カルシウム・フェライトの生成機構(焼結鉱)(製銑技術の拡大と高度化)
- 古代の鉄生産の開始時期はいつか--関東地方の場合(産業と技術の記録)
- 37 反射電子, X 線情報を用いた鉱物相解析装置の開発(焼結 (II), 製銑, 日本鉄鋼協会第 112 回(秋季)講演大会)
- 42 針状カルシウムフェライトの生成機構 : 焼結反応過程の動的解析 II(焼結操業解析, 焼結設備, 焼結性状, 製銑, 日本鉄鋼協会第 109 回講演大会)
- 98 カルシウムフェライトの形態別分離定量法の精度向上 : 鉱物組織定量法の開発 III(焼結 (3)(4), ペレット, 製銑, 日本鉄鋼協会第 108 回(秋季)講演大会)
- 97 走査電顕を用いた焼結反応過程の動的解析手法 : 焼結反応過程の動的解析 I(焼結 (3)(4), ペレット, 製銑, 日本鉄鋼協会第 108 回(秋季)講演大会)
- 81 針状カルシウムフェライトの生成におよぼす雰囲気中酸素濃度の影響 : 針状カルシウムフェライト質焼結鉱の製造 3(焼結基礎 (1)(2), 製銑, 日本鉄鋼協会第 107 回(春季)講演大会)
- 80 カルシウムフェライトおよびヘマタイトの形態別分離定量法 : 鉱物組織定量法の開発 II(焼結基礎 (1)(2), 製銑, 日本鉄鋼協会第 107 回(春季)講演大会)
- 37 焼結鉱組織定量法の開発(焼結基礎 (1)(2) 焼結操業 (2), 製銑, 日本鉄鋼協会 第 106 回(秋季)講演大会)
- 34 焼結過程における粗粒鉱石の同化性と鉱石特性の関係(焼結基礎 (1)(2) 焼結操業 (2), 製銑, 日本鉄鋼協会 第 106 回(秋季)講演大会)
- サロントーク 火縄銃の伝来と技術移転の性格
- 232 エージング転炉スラグの安定化原因(反応速度・攪拌・混合・転炉・転炉スラグ, 製鋼, 日本鉄鋼協会 第 102 回(秋季)講演大会)
- さび片から銘文鉄剣を復元 (鉄剣は語る--科学が明かす日本史のナゾ)
- CMAで鉄剣のさびを見る(写真) (鉄剣は語る--科学が明かす日本史のナゾ)
- 表面錆からみた稲荷山鉄剣の材質
- エージングによる転炉スラグの安定化機構
- 日本刀素材の金属学的解析 : 実用刀を中心に(たたら製鉄による製品)(Part-1. 鉄の歴史 : その技術と文化)(鉄の技術と文化および循環型社会)
- 復元炉高と出土遺物の組成から推定される箱型・竪型炉の性格(復元たたら)(Part-1. 鉄の歴史 : その技術と文化)(鉄の技術と文化および循環型社会)
- 出土遺物の組成からみた製錬・精錬条件
- 近世以前の鉄関連炉遺構の技術的性格
- 遺物が語る古代日本の鉄
- 異分野に転進して 5 年 : 研究開発会社の経験から
- 84 マグネタイト粉鉱石の酸化促進要因(焼結反応・新塊成法, 製銑, 日本鉄鋼協会第 111 回(春季)講演大会)
- 討 7 鉱石特性を考慮した事前処理による焼結操業の改善(I 焼結原料の事前処理技術, 第 110 回講演大会討論会講演概要)
- 2・7 スラグ(2. 製銑)
- 2・2 原燃料(2. 製銑)
- 埋草賞第一回受賞者決まる
- 製鉄所の必要電力の 7 パーセント以上を生み出す"省エネルギー発電"
- 焼結鉱製造過程でのコークス燃焼におよぼす擬似粒子中コークス賦存状態の影響
- 焼結鉱製造過程での CO, NO 生成におよぼす供給熱量の影響
- 124 昇温過程におけるカルシウムフェライトの生成 : 針状カルシウムフェライトの製造 1(焼結操業 (II)・焼結組織・性状, 製銑, 日本鉄鋼協会 第 105 回(春季)講演大会)
- 討 4 焼結鉱品質造り込みの基本要因(I 高炉の要求する焼結鉱の品質とその製造方法, 第 105 回講演大会討論会講演概要)
- 焼結原料擬似粒子の核となる鉱石の鉱物特性評価(焼結鉱・ペレット)(製銑)
- 発明は天才のひらめきである
- 54 焼結鉱の被還元性, 生産性におよぼす擬似粒子中核粒子の影響 : 鉄鉱石の評価法 2(焼結, 製銑, 日本鉄鋼協会第 104 回(秋季)講演大会)
- 焼結反応からみた焼結鉱の組織と品質
- 1 ペレットの熱割れ(ペレット・還元鉄・焼結操業・解析, 製銑, 日本鉄鋼協会第 103 回(秋季)講演大会)
- 七支刀と百練鉄
- 焼結鉱の高温性状におよぼすMgOの効果
- 国内模鋳銭・無文銭の組成からみた中世後期の金属原材料の生産
- 公鋳銭・模鋳銭の化学分析
- 鉄の歴史 古代に流通した原料鉄と鋼精錬法の特徴