「快」,「不快」の感情表現作品に認められる色彩的特徴
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概要
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多色による感情表現の作品を測定分析して表現要因を検討し,使用色の選択の傾向を調べた。それぞれに対立するテーマを設定して製作された作品を「快」「不快」の二系統に分類し比較した。検討作品は総数14点で,快テーマ作品7点,不快テーマ作品7点である。作品の全体の測色値をまとめて,L ab座標における分布図と全使用色の面積比率図として表して検討して結果,快,不快の表現は三属性のうち主に明度と色相,及び面積比率によることを確認した。
- 日本色彩学会の論文
- 1999-12-01